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人畜無害の散流日記

別ブログ閉鎖で引っ越して来ました。自分のための脳トレブログ。

作文技術

 久しぶりの悪文で3回も読み直してしまった。
「故郷の新潟市で弁護士をしている幼なじみの妻ががんで他界したとき、追悼文集に載せられていたのだ。」(17年4月8日 be2面 「もういちど流行歌 千の風になって」)
 誰の「妻」? 
① 「故郷の新潟市で弁護士をしている幼なじみの妻」、つまり別居している自分の妻。
② 「故郷の新潟市で弁護士をしている幼なじみ」の妻、つまり友人の妻。

 前後の文章を再読して②らしいと判断した。この間数分。こんなことに時間をかけたくない。わかりやすい文章を書いてほしい。
「故郷新潟市にいる幼なじみの弁護士の妻」、これではだめだ。言葉の修飾が変わっていない。
「故郷新潟市にいる幼なじみの友の妻」、これならまだいいか。結局、語の親和性を考える必要がある。
 原文に近付けると、
「故郷の新潟市で弁護士をしている幼なじみの夫人ががんで他界したとき」
 妻・夫人・奥さん・連れ合い、表現の差異に注意が必要だ。難しいものです。