人畜無害の散流雑記

別ブログ閉鎖で引っ越して来ました。自分のための脳トレブログ。

PCR検査の集団実施こそが最良の対策だが

 スマホアプリ紹介記事(「感染者接触アプリ 週内にも提供開始」朝日新聞20年6月18日付3面)の末尾近くに以下の文がある。「通知で濃厚接触の可能性が高いと分かっても、検査を受けるかどうかは本人次第。」
 記者3人の署名記事だが、ここには肝心なことが書かれていない。条件が緩和されたとはいえ、日本では、PCR検査は医師の指示がないと、本人が希望するだけでは受けられないという点だ。「本人次第」ではないのだ。
 「緊急事態宣言」中は、「医療崩壊」の影に過度に怯えた「重症化政策」で、アジアでも高い死亡率になっていることを忘れているのではないか。PCR検査に結び付く「通知」となるアプリでなければ、恐怖心をいたずらに煽り、「国民総自粛」で個人防衛に身を固くするばかりとなろう。精神的に極めて悪い効果しかない。日本のCOVIT-19対策の問題点を理解しているのだろうか。
 新宿「夜の街」で実行しているように、PCR検査の集団実施で無症者の早期発見が最速最良の対策なのは、医療・衛生関係者は知っているだろうに、誰もそれを言い出さないのは不思議だ。