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人畜無害の散流日記

別ブログ閉鎖で引っ越して来ました。自分のための脳トレブログ。

紋切型記事は勘弁して―「生活すべてが政治だ」

 コラム「ニュースQ3」に「「音楽に政治を持ち込むな」フェスめぐり論争」との記事が載った(朝日新聞16年6月23日33面)。
 「音楽に政治を持ち込むな―。今年のフジロック・フェスティバルに学生団体「SEADLS」の 奥田愛基さんの出演が決まると、こんな言葉がネット上にあふれた。何が問題なのだろう?」を導入部に、小見出し3つ「奥田さん出演波紋」「昨年まで批判なし」「「大衆文化は反骨」」の内容が続き、音楽評論家とラジオDJの2人のコメントで締めている。末尾に記者2人の署名がある。
 意見は2つ。1つは、定型的構成。批判的な識者のご意見で締めるという「お約束」。無責任そのもの。署名記事にするなら、記者自身の言葉で批判すればいいのに。
 そう。2つめは、その批判内容。「生活は政治であり、政治は生活だ。生活を表現しようとすれば、政治とかかわらざるを得ない」。こんなことは常識だろう。それを自分の言葉でどう文章にするかが、記者の力量だ。新人記者が紙面で研修しているのかもしれないが、こんな退屈な記事を読まされる身になってくれ。